第104話 『巨大ネンドールを封印せよ!!』

すごいすごいすごーい!!!
う〜ん、ポケモンアニメ、新世界を見た気分です!!
AGになっても、初めのころはやっぱり
それまでのアニメの形式を引き継いだままでしたが、
今回、そして最近は、
どんどん良い意味で崩れてきて、とても楽しいです。

■ルネシティを目指して、
イザベ島を横断中のサトシたち。

私、先週の話を見過ごしてしまったので、
突然の巨大大陸の出現と、
霧の中を歩いているサトシたちの姿を見て、
一体先週、何があったのか不安になっています。(苦笑)

■島の賢者、シゲモリさん登場。
「シゲモリ」さん…
とうとうゲストキャラに苗字が使われるようになりました。
(最近、増えてきましたよね。
名前のストックが切れてきたのか!?/苦笑)
そして、ちょっとしたパターンとしては、
名前のときは3文字だけれど、
苗字のときは4文字にしてるんですね。
(ヤマザキ軍団と同じだ…/分かる人、いるかな?)

■滅びの谷の伝説。
「聞きたければ…
モンスターボールまんじゅうか、
滅びの谷せんべいを買ってくれい☆」

おみやげやさん兼ガイドさんというシゲモリさん。
ギャップがあってチャーミングなおじいちゃんです。

ところで、回想シーンで登場した白の賢者の姿は
シゲモリさんと似てますねぇ。

■ポケモンはファンタジーです!(?)
巨大モンスターボール(岩製)、
古より伝わりし偉大なる古文書…。

ファンタジー好きな私には嬉しい小道具。
でも、ポケモンとファンタジーの融合には、
まだちょっとだけ抵抗があるかな。
(トゲピーの王国の話のときもそう感じたなぁ。)

■「このモンスターボールに大いなる力が封印された。
ところが、悪しき力が解き放ってしまった。
もはや世界は終わりかと思われた。
とそこへ白の賢者が現れ…」

つまり、山の上のMB(岩製)は初代、
湖のは2代目ということになるのですね。

■マサト「古代のロマンだね!」
クルヨちゃんを連想したのは私だけ?
でも、この発想は、
ヤジロンとネンドールのつながりがある点、
間違ってないよね?

■タケシ「湖に案内してくれるんですか!?」
まんじゅう買ってくれたらな!
で、湖に到着した彼らの中には、
まんじゅうを持ってるサトシ。
買ったんだー!!

■シゲモリ「R団とは何者なんじゃ?」
サトシ「説明すると長くなるけど…
簡単に言うと、悪いやつらです!!」
特にツッこむところは無いけど、
やっぱり面白いセリフかなと思って。

■「やめるんじゃ、今度こそ世界は破壊してしまうぞ!」
ってか大いなる力、登場が早い!!
なんだ?なんかやけに展開が早いなぁ。
後半、何か盛り上がるのか!?

と、ここでは正直、期待していなかった私。
反省します。
違和感はありますが、それもそのはず。
これ以後の楽しさを考えたら、
そんなの、時間短縮するに決まってるじゃないか!!
だって、このボリュームなら、
年末特番でも絶対イケる!!
冒頭の不自然をなくすなら、そこを膨らませたらいい。
そうしたらこの話、パーフェクトですよ!!

(※すみません、今回、久しぶりのアニメ感想なので、
なんだかいつもよりも偉ぶり10割増な感じです。
不快にさせてしまったら本当にごめんなさい…。)

■「ヤな感じー!」
わわ、早い!!
R団が可愛そう!!

と思ったらすぐに帰ってきた!?
ドキドキ、今回のR団に注目です!

ネンドールってフワフワしてる粘土でできてるんですね。
ポケモンの神秘だ…。

■サトシ「ポケモンはポケモンだ!!
MBでゲットだぜ!」
投げた!!
(バトルはしないんだ!!)
でも、ボールがちゃんと
ネンドールの一番前に当たるように、
サトシは上手にボールを投げた!!
すごく綺麗な弧を描いて…
さすが、慣れてるぅ♪

■タケシ「水の技か…だったら!!」
おぉっ、なんだなんだ?
賢者とはタケシのことだったのか!?
今回の主役はタケシか!?

■ムサシ「ちょっとどこへいくのよ、止まりなさいよ!!」
コジロウ・ニャース「誰か助けてー!」
あぁ、おきまりの展開なんだけれど、
この2人の叫びが悲痛すぎておもしろいっ!!

■R団がまたまた帰ってきた!!
(しっかりチリーンを抱きしめるコジロウに注目。)

コジ「おれたちにできることがあったら何でも協力しますよ!」
「ほんとうか?」
サトシ、大人を相手に偉そうです。
(これを書いてる私も偉そうです。)

■結局水の作戦は効かなかったとある。
「ありゃりゃ。」
タケシ主役ならず!?

■ナスが好物?
なす…なぜナス。

で、それを吊るのがサトシとコジロウという組み合わせ。
サトシとハルカがケンカした日を思い出します。

■「だったら良い手があるぞー☆」
なんか活き活きタケシ!
次に何が起こるかを想像して、かなり楽しんでます。

サトシ「なんでオレなんだ…。」
コジロウ「おれはなれてるから平気ー!!」
爆笑!
ところで着ぐるみはタケシ製?

あっははははははは、
梨香さんと三木さんのアドリブにかなり感動。
(「もぅプリンップリンしてて…」あたり。
個人的にあれはアドリブだろうと勝手に解釈してます。)
ポケモンでアドリブなんて滅多にありませんよ!
むしろ初では!!??
ナス

■「なせばナス」
「いうことナス!」
「なすすべナス…」
「どうナスった。」

うわー。首藤さんじゃないのに
駄洒落がーだじゃれがー!!
すごーーーーーーーーーーーーい!!!!

で、脚本ばかりに目を奪われてはいけませんよっ!
ムサシ、そしてコジロウとサトシの白目(クレしん目?)に
はいはい御注目ー!!
ポケモンで、ここまで顔がくずれるのは
かなり貴重だよなぁ、としみじみ…vv
いや、そりゃ過去に何度もありましたが、
(記憶にあるのはスバメゲットの回のR団)
ギャグっけ満載のポケモンってなかなか無い!
きちょーだv

■ニャース「これじゃ出世の道が…」
マサト「出世の道?」
ここでBGMをカットアウトしてます。
そのあと、ひっそりとフェードインして、
もとの雰囲気に戻してます。
ギャグです。ギャグ大売出しです。

■「実はネンドールは巫女を探しているのじゃ。」
なんだとぅ?
未練を引きずっているポケモンだったのね。

■絶世の美女!?
ムサシ「ついに私の出番がきたのね!?」
お決まりムサシ。
女優とくれば、彼女。
美人とくれば、彼女しか(出しゃばる人は)いない!!

■巫女ーーーーーーーーーーー(エンドレス。
のわけにいかないから)ーーーーッッッ!!????

にとどまらず、

「へ〜んしん」んんんんんんんn(同上)!!???

ぽぽぽポケモンで使うネタって、
もうほとんどないんじゃないか、と思ってたけど…
(ロボットネタ、記憶喪失ネタ、etc...)
まだまだあったのね。おそるべし。
次の映画もすごい内容だしね。ね。うん。

■「古代の巫女はどんな美女だったか分からんから、
いろいろなバリエーションがあったほうが良いだろう。」
そんなのでいいのか。
でもおかげで私はかなり楽しめてますv

■バレリーナ、看護婦さん、チアガール、
それからえぇと……???
えぇぇええと………
…めいど…さんっ?
しかもメガネ付き。
遠まわしにマニアック向けっ☆(元気に明るく。)
笛が適当な演奏なのも、かなり楽しい。

■「ハルカァーッ!!」
きゃっちぃー!!
ハルカ、なんだか大事にされてます。
でも、そんな4人組が私は大好きです。
(4人の騎馬戦姿がもうちょっと近くで見たかった。)

■おっと、言い落とすところだった。
ムサシとコジロウの男装・女装が
近頃は見られなくなってしまって悲しいです。

これ、どうやら外国へ輸出しているから、
今となってはむしろポケアニメで当たり前な、
男装、女装が無くなったっぽいですねぇ。
日本では「ギャグ」で済むけど、
外国ではそうはいかないみたいですから仕方ないか。

ということは、もうこれからも見られないかも??
そんなの悲しい…。

■「もうひとふんばりだァッ!!」
やったー!!!!
ふぅっ、これで今回の話もハッピーエンドに

えっ!? ならないの!?

なんと途中に出っ張った岩に巨大MB(岩製)が
引っかかってしまったぁっ!?

やられました…
スタッフさんの「遊び心」という罠に
見事にひっかかりました!!(嬉しすぎる。)

子供向けアニメだからか、こういう引っ掛けって、
なかなか無いものです。
考えるのもかなりの労力を必要としますものね。

だからこそ、私は嬉しい。楽しい!!

■そして、「そんなぁー!」と落胆したところで…
すかさずいつものポケモンのスタイルに
スイッチチェンジ!!
「いけぇっ、ミズゴロウ! ハスブレロ!!」
「ピカチュウ! ”かみなり”で岩を砕くんだ!!」

■ピコン、ピコン、ピコン…
巨大MB(いw/もうそろそろシツコイですか。)にも、
ちゃんとこの機能がついてるんだ。
マスターボールみたいに、ゲット率100%かと思い込んでました。
大きいからって、必ずゲットできるとは限らないんですね。

ひっそりと、
「これでゲット失敗だったらどうするんだぁー?」と
思ってしまった。

■締めの言葉は…
シゲモリ「大いなる力は再び眠りについた。
    この世界は救われたのじゃ。」
サトシ「それにしてもあのネンドールはポケモンだったのかなぁ。」
タケシ「それはどうかはわからないけれど
    あの力は目覚めさせてはいけないものなんだろうなぁ。」
シゲモリ「いつかはあやつと共に暮らせる日もくるじゃろう。」
ハルカ「その日まで静かに眠っててね、ネンドール。」

あれだけ中身がギャグだったから、
このまとめに繋げるの、大変だったんじゃないかなぁ。
実は「ん〜?」と思ってます、この言葉。

最初の方でも言いましたが、
このお話、すごく楽しくてボリュームがあって、
30分でまとめなくちゃいけないのが
もったいないと思ってしまうほど。
1時間あったら、最初と、この最後の部分、
もっと「らしい」原因や結びを描けたのでは。

「大いなる力」と形容された巨大ネンドール。
どうして通常の20倍以上の大きさでいるのか。
そもそも、このネンドールは、ポケモンか否か。
ボールの方は?
どうして普通のボールと同じ機能を持った
岩のボールが2つも存在しているのか…。

数々の「フシギ」。
それを全部解決してしまったら、
夢はないかもしれないけれど、
でも、ネンドールの気持ちをもうちょっと考えて
何か彼(女)に救いをやれたらなぁ、と思いました。

巫女を見つけたら
追い掛け回して潰しそうになって…
ネンドールは、何がしたかったんだろう。
ネンドールの目的を、少しでも知りたかった。
気持ちを分かりたかった。

お話の中で、ネンドールの意思は何も聞いてません。
これじゃぁいつまでたってもみんなと共存できずに
封印されたままなのでは、と心配です。

■あぁ、でも、
すっごく楽しかった。
すごく満腹感。
いつも、私のようにブツブツ小言を言いながら
アニメを見ている子どもたちがもしいたら、
今回ばかりは口を半開きにして最初から最後まで
画面に釘付けになって見ていたんじゃないかな。
そう思ってしまうくらい、魅力的なお話でした。

■次回予告はーーーっ!??
タケシとマサトコンビの解説!?
先々週はハルカだったし、
サトシじゃない次回予告なんて、
なんだかオプションを選択した気分v
少しだけ、画面に合わせたセリフだったし。
楽しいなぁ!
で、またタケシの色恋話ですよv
結果は…どうなんでしょう?
またいつかの「タケシにゾッコン話」と
同じ結末だったりして。(笑)


■ハルミからひとこと

結局は、このアニメ感想って、
マニアの自慢場所ということになってしまいますね。
「自分はポケモンをこれだけ知ってる。
だから、あの違和感について書けるんだ。」
「ここをこうすれば、マニアな自分は満足するんだぞ。」

同じポケモンファンの方に読んで頂いて、
共感してもらえる部分があったときの小さな喜びや、
お互い、ハッと気づかされる、ワクワク感。

そういうプラス面を持つ反面、
先述のような、単なる気持ちの溜め置き場になりうる感想記。
もし私の感想が全くプラス効果を持っていなかったらどうしよう…

何度も校正した後、最後には発表してしまうわけですが、
不安は消えないままです。
ご意見・ご感想などありましたら、ぜひお聞かせください。


今回のゲスト:シゲモリ
今回のゲストポケモン:大いなる力・巨大ネンドール
ハルミ 041125

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