第265話 『ふしぎのくにのアンノーン!』

トゲピーの着地に驚いた。
カスミが心配するほどトゲピーはもう子どもじゃないのかもね。

心にふれるポケモン、アンノーン。
鳴き声がどうしてもヒノアラシに聞こえてしまうのは私だけ?

ムサシ「だねだね♪」
これ、絶対狙ってますよね??(笑)
あぁ、ダネちゃん、今ごろ何してるのかなー、ねぇ、ムサシ?

サトシの寝顔v サトシのTシャツ姿〜〜vv
ドアップに即倒しそうなのをこらえました!!(バカ)
カスミのおろした髪も可愛かったですね〜。

タケシ「ごくろーさん」
年上のおねーさん・おにーさんに向かって・・・。(笑)
タケシはやけに大人びてますねー。
設定的に違うけれど、なんだか同い年みたいな感じがしました。

アンノーンの創り出したあの世界。
背景が無かった・・・のはまぁ、
そういう場面なんだから仕方の無いことなんだけれど、
なんだか寂しかったなぁ・・・。

この世界はヨーギラスの心の中。
タケシがポンポンと的を射た”予想”を出すので、
サトシ一行は大助かりでしたね。
見ているこちらもタケシ無しではこの世界を理解できなかったでしょう。

ヨーギラスの心の傷。
痛かった。あまりにもヨーギラスが可哀相で心が痛い。
生まれる直前の赤ん坊が、あんなに非道いものを見てしまったら、
そりゃあ人間不信にもなるさ。
サトシに心を開いたのが奇跡だよ。

狭い・閉ざされた・冷たい・心。
氷に閉じこもったヨーギラス。
それとも閉じこめられた? 自分自身に?
外側からのコンタクトに、全く反応しない。
サトシの呼びかけにも気付かない、気付けない。

必死にヨーギラスの名を呼ぶサトシ。
一生懸命だった。
一生懸命、氷から出そうとしていた。

ヨーギラス、外にはお前の知らないことがたくさんあるんだ。
そんな狭い所に閉じこもるなよ。
一緒に外のものを見ようぜ。
外に出て、いっぱいいっぱい、綺麗だって感じようぜ。

ヨーギラス、人間には、悪いヤツがいるかもしれないけれど、
でも、悪いヤツしかいないわけじゃないんだ。
ここには、お前のことを大切に受け入れられる人間がいるよ。
ここには、お前を傷つけるものはいないよ。
だから安心して出ておいでよ。

ヨーギラス!! 外に出ようよ!!

結局最後は、サトシが氷を割って助けた。
めでたいのだけれど、少し不安だった。
他人が助けて良かったのかな、って。
これはヨーギラスの試練だったのではないかって。
他人が無理矢理やって、それでヨーギラスはこわれないかなって。

結局最後は、サトシが氷を壊した。
これは、ヨーギラスを縛っていた外の世界の鎖だったのだろうか。
それなら、サトシが壊してもいい。
外の恐いものから、サトシはヨーギラスを守っていい。

ただ、私が心配していたのは、
あれもヨーギラスだったらどうしようってコト。
氷を壊して、ヨーギラスまで壊れたらどうしよう、と思って。

でも、ヨーギラスは壊れなかった。
良かった。ほっとした。
あれがきっかけで、カスミやタケシを前にしても
固まらなくなって、すごく嬉しかった。
強くなったね、ヨーギラス。

話は変わって、ヨーギラスの心の中では
ヨーギラスは人間の言葉を話していましたね。
「こわいよー、こわいよー」「おかあさん! おかあさん!!」
ニャースくらいしかしゃべるポケモン(映画ではいたけどさ)を
見たことないので、なんだか新鮮でしたね。
心の中だから、言語なんてないのでしょうけれど。

さてさて、ここまで素敵な話をお作りになった
今回のスタッフさんはなんと!!
演出は私の中でNo.1のこの人!! 浅田祐二さん!!
そして絵コンテは映画監督でお馴染み!! 湯山邦彦さん!!
お疲れさまでしたーvv
たった30分であの感情の高まりを表現できるのはさすがです!!
プチ・映画、という感じでした!!

今回のゲスト・アンノーン(G) <なんでG・・・?
ハルミ 020829

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